ポジションメイクしたポジションの決済を翌日(ニューヨーク時間午後5時)以降に繰り越した場合、スワップ金利が加減計算されます。
通貨ペア間では、金利差があるために、高金利通貨を保有する場合にはスワップ金利を受け取ることになり、逆に低金利通貨を保有する場合ではお客様のスワップ金利支払いになります。したがって、スワップ金利を日毎支払う低金利通貨を保有継続される際は、その支払い金額について考慮することが大切です。
スワップ金利は、日毎取引口座に反映されますが、インターバンク市場の直物取引の決済受渡日の慣習により、木曜日午前7時(米国の夏時間時期/日本時間午前6時)以降に保有ポジションを繰り越した場合、3日間のスワップ金利が発生します(土・日曜日の金利がニューヨーク時間水曜日17時に反映される)。
したがって、水曜日にポジションメイクし、翌木曜日午前7時に保有ポジションをロールオーバーした場合には、3日間のスワップ金利が発生します。金曜日にポジションメイクし、週末を挟み翌週月曜日までポジションをロールオーバーしても、スワップ金利は1日分の発生となります。