RCIは、時間と価格に順位をつけて相関関係を計算し、相場の方向性や過熱度を判断する指標です。したがって、期間中のボラティリティ(変動幅)は考慮しません。
RCIは100から-100までの指数で表わされ、100に近づいていく場合は、上昇トレンドの中で「買われ過ぎ」の状態に近づいていると判断できます。逆に、-100に近づいていく場合は、下落トレンドの中で「売られ過ぎ」の状態に近づいていると判断できます。
「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」の判断は、100、-100に達しなくても、±80前後で考えることが多いようです。