投資の資金と目的を慎重にご検討ください
店頭外国為替証拠金取引は、ハイリターンが期待できる魅力的な取引ですが、元本が保証された取引ではありません。本取引の性質、ならびにリスクの内容を熟読し理解したうえでお客様ご自身の判断と責任に基づきお取引を開始していただきますようお願いいたします。
店頭外国為替証拠金取引は、通貨の交換レートや流動性に影響を与える潜在的な政策や経済要因の変化に限定されるだけでなく、様々な外的要因によって価格が変動するリスクが存在します。保有ポジションに対し、価格が不利な方向に動いた場合には、損失の額が預託した証拠金の額を上回ることがあります。
保有ポジションを決済せずに翌日に持ち越した場合、取引した通貨間の金利差によりお客様はポジションを保有する日毎に利益を得るか、または損失を被ることになります。当該利益または損失は当社独自レートに基づきスワップ金利として算出されます。スワップ金利を支払うポジションの場合には、日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップ金利を受取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払へと転じる可能性があります。
外国為替市場には値幅制限がなく、特別な通貨管理が行われていない日本円を含む主要通貨の場合、通常高い流動性を示しています。しかし、普段から流通性の低い通貨での取引や主要国の祝日などにより意図した取引ができない可能性があります。また、天変地異、政変、戦争、為替管理政策の変更等の特殊な状況下で特定の通貨の取引が困難又は不可能となる可能性もあります。
店頭外国為替証拠金取引は、レバレッジ効果により預託する証拠金の何倍もの大きな取引が可能となるため、ハイリターンが期待できる一方で、多額な損失が発生する可能性もあるハイリスクな商品です。そして、為替動向に比例して預託した資金も大きく増減されます。これはお客様にとって利益にもなれば、不利益にもなることを意味しますので十分ご注意ください。
取引口座の預託証拠金残高が、保有する通貨ポジションの損失をカバーしきれないレベルになると、保有するポジションは損失の大きいものから順に決済となる注文が自動的に発注(強制ロスカット)となるように取引システムが設計されています。 強制ロスカットの実行はリアルタイムで行われておりますが、著しい市場環境の変化や為替変動によっては、教師ロスカットはスリッページの発生で予期せぬレートで約定し、その結果、預託証拠金以上の損失を被ることもあります。当社では、預託証拠金との差額の補填及び約定レートの修正等は行っておりません。
スリッページには、ストップロス注文や逆指値注文、指値注文等、週明けや各種経済指標の発表後、また予期していなかった出来事発生時直後の激しいマーケット変動によっては、100pipsを越す場合も考えられます。したがって、予想していなかったレートで約定する可能性もありますので、十分にご注意ください。
外国為替証拠金取引は、インターネット経由で行われる相対取引です。したがって、様々な情報ベンダーや金融機関が提供する為替レートやスワップ金利、また高値や安値とは相違が生じることもあります。当社は、インターバンク市場で取引される実勢レートに近い適正な2WAYで取引レートを提示していますが、公表されるインターバンク市場の取引レートとは必ずしも一致しません。
また、当社はお客様との取引の結果生ずる価格変動リスクをヘッジするため、複数の金融機関との間でカバー取引を行います。カバー取引先において当社がカバー取引を行えなかった場合には、お客様のお取引も行えない可能性があります。
両建て取引は、両建てポジションを保有する日毎に当社が算出するスワップ金利差によって、通常、自動的にお客様に損失が生じることになります。したがって、両建てポジションの保有が長期に及ぶ場合には、損失が膨らむ可能性があります。また、スプレッドの拡大によっても損失が膨らむ可能性があり、場合によっては強制ロスカットになることもあります。予期しない損失の確定や、預託証拠金残高以上の損失が発生することもありますのでご注意ください。
オンライン取引では、お客様の取引に利用するコンピューター機器の異常や故障、オンラインの通信障害、また当社のシステム障害や通信回線障害、誤作動等が発生する場合、システムに係わる障害、異常、故障等により取引の注文および執行が不能となるリスクも考えられます。オンライン取引に使用するユーザーID やパスワード等の個人情報が、第三者に譲渡、貸与、または漏洩、窃盗、被詐取され、投資家が損害を被ることになっても、当社はその責任を負いかねます。
オンライン取引をするためのアプリケーションソフトやハードウェアにも障害リスクが伴います。当社は、システム障害に備えたバックアップ・システムの構築を行い、対応できるようにしています。
店頭外国為替証拠金取引は、元本が保証されている金融商品ではありません。
お客様がお取引を開始する前に、投資目的やお客様ご自身の経験に応じた投資額を検討することが大切です。
自己の余裕資金の範囲内で、自己の判断と責任においてお取引にご参加ください。
ポジションを保有するための余剰証拠金の不足や、入金手続きが間に合わなかった場合、取引システムの強制ロスカットにより、預託した証拠金以上の損失が確定することもあります。あらかじめストップ注文を設定する等、潜在的なリスクを低減しておくことが大切です。
主要な経済指標発表がされる日は、取引量が減少し、値動きが大きくなることがあります。また、発表結果が予想以上に良かったり、悪かったりすると相場が急騰、急落してしまう可能性があります。また、週末に大きな経済イベントが予定されている場合は、金曜日中に決済することをお薦め致します。