FX予言集 フィリップFXブログ
中途半端な下げ
ドル安からのポジション巻き返しが中心だと思うが、FOMCでの利上げの噂から昨日の米国生産者物価指数の上昇を受けて一層ドル買いに安心感も相まって、ドル堅調推移が続いている。 物価指数の中身を見てみると、原油高から燃料コストの上昇が最も寄与してはいるが、燃料、食品以外の指数も予想を上回るプラス1.2%となっており、インフレ懸念の信憑性も理解できる。 しかし、前回のバーナンキ議長の公演内容が金融緩和的だったために、利上げがあるとは考えにくい。 ただ、今回のFOMCで若干ニュアンスの揺り戻しがあるかもしれない。 そうなればドル買いからの利食い後は再度堅調推移も考えられる、としても相場の揺れは年末相場ということでこれから片方大きくに振れていくかは疑問であるが、ユーロドルの1.45台での底堅さが下落基調の中でも中途半端な感じが残っており、ここから下がると1.44半ばから下のストップハンティングの可能性が比較的大きいような感じがしている。 ポジション調整後は多少突っ込む流れを想定しており、突っ込んだ後は居心地の良いレンジ相場になるとみている。 今夜の消費者物価指数も気になるところだが、それよりFOMCの結果の方が相場に大きく影響するだろう。
2009.12.16日 8:59更新
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