FX予言集 フィリップFXブログ
ユーロ円の売りが止まらない
ドル円は88円を割れ、戻し高値からの半値である87.80をあっさり割り込み87円割れかと思わせたが、そこは年末相場の薄さから半値突破で投げが入ったところを買い需要が押して一時88円台まで戻すという動きの大きな相場となっている。 ただ短期ポジションが多いと見られ、大きく振れるとストップハンティングを引っ掛け戻しも急となるやすく。 ポジションを建てるレベルやカット、利食いのレベルは慎重に決めていかなければならない。 昨日のギリシャの格下げでユーロが売られ始め、クロス円の下げによってドル円も売りを食らうという動きであり、米国ダウの下落がその流れを後押しした。 米国FRBはTARPによる金融支援策を来年の10月まで延長と決めて、ショートカバーを誘った相場もスペインの格下げによって打ち消され、それまでプラスだったダウがマイナス推移となりクロス円の頭を重くしている。 昨日は40ドルも大きく下げた金価格も、今日はじりじりと値を戻し下げの半分ほど戻している。 金の乱高下も年末特有の動きの一つと言えよう。 ドバイワールドの債券問題からの株価急落やギリシャ、スペインの格下げなど、欧州に関連する悪材料がユーロ売りの引き金となっており、金価格も突っ込んだ上昇から下落へと転じており、ユーロドルをも調整させている。 欧州の株価の調整があれば、ユーロ円の下落が模索されていくだろう。 とりあえず、年初にかけて125円割れまであるかもしれない。 短期の戻しが131円辺りで頭打ちとなると、可能性が大きくなりそうだ。
2009.12.10日 4:24更新
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