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FX予言集 フィリップFXブログ

年末相場の気配

FRBバーナンキ議長の講演は、失業率の悪化に歯止めが掛かったような統計結果に水を差すかのように、以前と変わらず景気に対しては弱気のままで、経済は依然強い向かい風が吹いているとし雇用統計の結果に浮かれてはいなかった。 この講演後ドル円は89.50割れとなり、今日はその流れを継いで88.50の節目付近まで売られていたところにショートカバーが若干入っていた。 そのタイミングでS&Pによるギリシャの格下げが発表され一気に88.20付近までの下げとなった。 それを受けて米国株式も軟調スタートとなりマイナス幅は140ドルまであった。 そうなるとクロス円も当然下落となり、ユーロ円は昨日の133円台から一気に130円割れを狙おうかという勢いで下げている。 このスピードからいって、背景が薄いのにこの動き、さて年末相場に段々近づいている感じがしているのは私だけか。 
最近、外資が日本資本を買いに回っているのは株価低迷のせいか、それとも円高がまだ続くのか、はたまた日本の技術にそれだけ価値を見ているのか。 三菱自動車は、フランスのプジョーと資本提携強化を求めている。 ドイツのフォルクスワーゲンはスズキに20%も出資検討し、更にJALまでもが経営不振から米国航空企業を中心に資本増強をしていきそうだ。 国内で合併するより、外資と組むのがいいのかよくわからないが、彼らはこれから長い間円安に大きく振れる事は考えていない様子も垣間見える。

2009.12.9日 5:44更新

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