FX予言集 フィリップFXブログ
米国市場休場で仕掛けやすい
昨日からドル円の下落が加速していたので、米国経済指標に注目が集まっていたが良くも悪くもなく為替の動意を誘うものではなかったが、米国債入札が順調だったことでの金利低下や金価格の最高値更新が更なるドル安に繋がった。 本日に入っても、日本政府の介入を誘うような売りが出ており、クロス円共々ストップをことごとく付けて下げを速めている。 ドルスイスも1対1のパリティを割れて0.9台に下落して、今日になって下げが加速したためにスイス中銀のユーロスイスへの介入観測の買いが相場支えている。 このタイミングで、ドル円は86.30辺りから上昇し87円台まで戻し、クロス円も1円近くは戻していたが、欧州時間に入ってクロス円中心に売りが出ている様子である。 日本の個人投資家の投売りにも近い相場展開も相まって上値の売り注文が戻しを鈍らせているようだ。
これは完全にテクニカルでの下落であり、ファンダメンタルには支えられているものの金価格の上昇がトリガーとなってドルインデックスの年初来安値更新に繋がっている。 何事も重力には勝てなさそうだ。 政府は介入への言及はしているが、政権は民主党であり財務相が介入に対しては積極的ではないような憶測や、クロス円レベルを考えると相対的には円高の極みではないことで、下値トライはしやすい環境となっている。 また今日は米国市場が感謝祭の休日で相場が薄くなることで売り仕掛けはしやすいであろうから、下値を当てるのは止めておくほうが無難である。 ここから買い下がる向きは証拠金をよく計算しながらストップもある程度入れながら、大損失を防ぐためにはアマウント(ロット数)を資金に対してはあまり建てすぎないようにすべきであり、ストップロス設定も確実にやっておくことが重要であろう。
2009.11.26日 6:57更新
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