FX予言集 フィリップFXブログ
感謝祭ウェークだが
先週金曜日は、欧州でウクライナのソブリン債などのデフォルトに対して懸念が高まりユーロが下落したことで、前日から続いていたドル買戻しが強まった。 それ以外のドル買いの背景としては、金融各付け機関のムーディーズがドイツ銀行のそれを下方修正する可能性を示唆したことや今週の米国感謝祭前のポジション調整ということもあるだろう。 金価格は先週末にかけては下落したものの、週明けから買いが旺盛で先程1167ドル台まで上昇し、原油の上昇も相まって一転ドル売りを促している様子である。 ただ感謝祭前ということであまり大きく傾くとは考えづらく、軽いストップハンティング程度であろうか。 ここのところにきてのファンド勢のポジション整理からのドル買戻しだが、これまでのドル安は米国財政赤字や失業率などの景気先行き懸念から、FRBが金融緩和を長期に行う意図が見えることから金利低下していることが原因である。 今週は本日23日から25日にかけての米国債入札や欧州首脳の中国訪問が控えている。 感謝祭の関係で経済指標が水曜日までに多く発表されるので、これらにも注目である。 欧州首脳が中国元の水準などに対して言及すれば円にも影響が出てくる可能性もあり、今週前半は動意が出てきそうな感じがしている。
2009.11.23日 8:12更新
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