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FX予言集 フィリップFXブログ

またまたポジション調整か

円安是正の引き金は、ガイトナーからの金融機関への規制前でのロング派のポジション調整が理由であるのか、高値からの乱高下が続いている。 ユーロ円と日経平均が連動している中で、141円という強いレジスタンスを越える前に売り始めたユーロドルがユーロ円の利食いを促したようだ。 実質、ファンダメンタルではあまり変化がないものの、原油の70ドル台がテクニカルでの過熱感を示唆していたのもタイミングからして原因となっている。 今朝は上昇をリードしていたオセアニア通貨も、先高を期待するにしても先週末からの下落でよい利食いとはなっているが、ニュージーランドの政府、中銀共に足並みを揃えたかのように通貨高が輸出産業を圧迫しているコメントを出しているだけに、オーストラリアドルも含め調整が長引く可能性も出てきた。 クロス円の下落を引っ張っているのは対ドル相場であり、オセアニアや欧州通貨の下落はクロス円の下落を大きいものにして、その影響をドル円に広げている。 ドル円は95-6円台では買い需要が見られて抵抗している、ここで売りを吸収すれば最高値に向かう可能性も少しずつ生まれてくるのではないか。 それにはユーロ円の下げ止まりというか、ユーロドルの下げ止まりが必要であろう。それを引っ張るのは、原油と株価、元はと言えば新興国株なのかもしれない。 米国金利上昇も一つの景気回復へのリスク要因と言えるから、今夜のオバマ大統領からの金融包括規制改革案の概要発表が金利上昇を抑えるものとなりうるか、米国が市場経済資本主義の進むべき方向訂正をこの辺から読みとれる可能性もあるので重要なイベントである。  

2009.6.17日 7:25更新

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