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FX予言集 フィリップFXブログ

ポジション方向が物を言う。

金曜日に述べた通り、リスクはドル買いの方向だった。 米国雇用統計は失業率が9.4%で予想の9.2%から増えた形となったが、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったために米国内での好転とみなされてドル買いとなった。 今までは指標の数字が世界経済修復に向けての流れをみなされてドル売りとなっていたが、失業率は国内要因のみであり
単純にドル買いとなった。 ドル買いとなったもう一つの要因として、ドル売りポジションとユーロ買いポジションへの傾きがあった。 米国債の入札からドル売りユーロ買いポジションが膨らんでいたためにそのポジション整理という意味合いが大きい。 現在はある程度平坦なポジションになり、次の動きを材料と共に捜していく展開が予想されるために、ある程度の幅での上げ下げとなるだろう。 但しドル買いに勢いがあるために指標や材料がドル高に反応しやすい環境にある中で、ドル円の意外高100円はクロス円の上昇が必要だが、ユーロドルの1.37台割れもある程度は予想の範囲内に入れておく必要がある。 米国の長期金利が上昇傾向になり、今週国債の入札がある程度の規模であるのでその結果にも注目していきたい。 それが順調に消化されればドル買いの流れは続くと見ている。 その動きに影響を及ぼすような日本のGDP統計や米国小売売上高が木曜日に控えているので要チェックである。
当社の金融カレンダーに中国経済指標が追加されたので、日本市場での影響があり参考にされたい。

2009.6.8日 7:43更新

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