FX予言集 フィリップFXブログ
若干の調整は必要
昨日は、GM破綻前の悪材料出尽くし感を予想してのクロス円の先物買いと株価の上昇で欧州通貨が突っ込んだ上げとなった。 ユーロドルは重いはずの1.4250直前まであり、GMの再生法後は利食い売りに押されて1.41台半ばまで下げている。 為替が株価や市場心理より先に動いていた為に調整も早くなる。 本日も東京市場が明けてからは、クロス円の売りに押されていてある程度の水準訂正を行う調整期に入ると思われる。 調整後は次の材料を探って動く展開となろうが、GM社の破綻で悪材料出尽くしとその後の影響、また今後の経済活動実態への懸念は強くこのタイミングでの株価の上昇がなんとも高値を匂わせてくれる。 しかしながら今回の戻し相場では何と言っても新興国にある程度支えられた感が強い。 新興国の株価はもう一息の上昇は理に叶っているために、調整一巡後は更に上昇しアナリスト達を混乱させる相場となる可能性がある。 サブプライムに端を発した相場の下落は、投資家の頭にリスク回避という文字を植えさせているから、相場の戻りでは利食いは早めとなってしまいポジションが傾く事が極端には出ない。 そのために意外な上昇をしてしまうと高値で再度買うというパターンになりやすく、今回もその方向に動きそうな気がしている。 クロス円が株価の上昇にある程度乗って行くと思われるが、テクニカル上ここからの上昇となると動きの早い相場になる可能性も秘めている為、だましの動きには気をつけなければならないだろう。 相場が必ず行き過ぎるのは何時も変わらない。
2009.6.2日 11:10更新
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