FX予言集 フィリップFXブログ
タイミング
先週は米国で大型国債の入札があり、ドル売りの傾向が強まった。 GM破綻は織り込み済みであり、特に目立った相場の動きは感じられなかったが強いて言えばある程度の悪材料尽くしで、企業への負の資産への見切りがついたということでリスクをとる動きがあったと思われクロス円の上昇を後押しした程度か。 米国債の入札が終わり、今週は若干規模が小さいながらも欧州で国債入札があるので、ユーロが低迷というよりは調整ウィークとなりやすい。 ドル円は、先週上昇分を金曜日にほぼ無くしてしまった動きでドル売りの波に押されている。 このまま下落かは、ユーロ次第のようだがこれが調整ならばドル円も上値は重いものの1-2円幅での小動きとなりそう。 ユーロ円が上昇トレンドを顕著に見せており下値では買いが入りやすく、オセアニア通貨では対ドル、対円で今年の高値を更新中である。 原油が60台後半に差し掛かかりこれも高値を更新中だが、米国大陸での6月からのハリケーンシーズンに向けての買い持ちもあり利食いが入ろうかというタイミングの中、簡単に70ドルに達するかは疑問である。 ユーロドルは、今週上昇しても1.4250であると見ていてそこは上昇トレンドのラインの上限にあたり、欧州のGDPや政策金利委員会にECBトリシェ総裁の記者会見などがあり、タイミングでの調整期間としてはうってつけではないだろうか。
2009.6.1日 12:12更新
固定ページ
アーカイブ
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月