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FX予言集 フィリップFXブログ

すっきりしない相場

米国国債の大型入札が昨日から始まり、まず2年ものでは順調に消化し旺盛な需要があったようでドル買い戻しの一因ともなっている。 入札は明日、あさってと続くが波乱なくすすんでいくものと予想されている。 ケースシラー住宅価格は、ほぼ予想範囲内であったのと、米国消費者信頼感指数が予想を大幅に上回り改善しつつあることでダウ平均のサポート役となっている。 昨年末から今年初めにかけてあまりにも悲観的な見方が強すぎた為に、戻しの相場も行き過ぎてしまう恐れがあり、株式やクロス円などもV字となる可能性も否定できず、また一方では企業業績への不安や金融機関の不良債権、失業増加の悪材料が景気回復の足を引っ張るとして、早めの利食いをしている投資家も多い。 もみあいを続けながら上昇していく中で、なかなか押し目が現れないとなる間にそれらの悪材料が指標や業績発表により少しずつ改善されていくようだと、上昇リスクの方が多く感じられて相場が上に振れ易くなる、そうなると逆にその後の下落相場が危険である。 投機的な動きはリーマンショックで萎んだとは言え経済の流れは規制してもなかなか止まらない、それより人々がどう感じるかの気によるものの方が大きい。 日本は選挙が近いが、次の政党は実よりパフォーマンスと演技力で国民のマインドを高めていってもらいたい、それが一番の景気対策だと思うのだが。 
ユーロ円は、ユーロの上昇に支えられて徐々に値を上げていて今月10日の高値134、75を捉えようという動意が感じられる。 しかし、昨日、今日と高値から引っ張った上値抵抗線(本日は133.50)できっちり止められているのが気になる。 ここをすっきり越えていかないともみあいに終止するだろう。 ユーロドルは、原油上昇と北朝鮮の実験によって買われやすくはなっているが、原油も60ドル台が重い感じはあるので、一気に上昇とはならないだろう。 

2009.5.27日 5:29更新

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