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FX予言集 フィリップFXブログ

年初は御用心

ユーロドルは、木曜日に直近高値の1.4705から下落し始めた後、金曜日には大きく値を下げ1.38台まで下落した、年末特有の薄い相場での乱高下である。 日本の投資家達は比較的入りやすい通貨ペアであるユーロ円でも同じような動きになっているので、ポジションを持つとはらはらどきどきの面白い展開を経験出来たであろうか。 米国保険会社AIGがドイツミュンヘン保険への売却の噂が早くも出ていたのか、下落のスピードも上昇時に劣らず速攻であった。 現在は、ユーロドル1.40台、ユーロ円126円台で居心地の良いレベルを探して推移し、年を越えそうな感じとなった、やれやれである。 米国ビッグスリーへの政府のつなぎ融資が決まったものの、現実的には歴史が深くプライドもある労働組合を説得し、大きなリストラを決断しなければならなく来年度の雇用不安は更に大きくなるだろう。 また世界的製造業の大表格であるトヨタ自動車の連結赤字予想も世界の株式市場での買戻しを鈍くさせている。 来年、株価が下がるとしても一旦は戻しに入ってからの動きが必要だが、あまりにも悪材料や不安材料が多く年初にオバマ大統領が期待以上の政策に打って出なければ、大きく値を崩す予感もする。 そうなれば、今のユーロドルの戻りも終わるタイミングで、更なる円高とクロス円高へ向かいそうな感じがあり、予断は許さない年初の動きとなってくるかもしれない。 1月後半から、米国では第四四半期の企業決算が始まり、そのタイミングでドル安、または円高を仕掛けてくる可能性があるため、ポジションを年越しする方々は十分余裕を持って資金を管理していただきたいと思っている。

2008.12.22日 6:25更新

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