FX予言集 フィリップFXブログ
米国自動車メーカーの存続危機!
昨日はユーロが急進し、ユーロポンド、ユーロスイスなどの欧州系クロス通貨の伸びが凄まじかった。 年末は、相場が薄いこともあって特定通貨が一方向に大きく振れる事がしばしばあるため、極端な相場となりやすい。 本日の米国上院での自動車業界の救済案の廃案で年内の合意はないものと思われ、アジア諸国の株が下落し、円高に振れている。 ドル円はあっさりと90円を割り込み88.19まで暴落後89円後半まで戻している。 他のクロス円も下落して推移しており、これから欧州勢の動きが気になるところ。 ユーロ円に押されて下がったユーロドルの上げが再度見られれば、ドル安傾向が強まるだろう。 今回の自動車業界救済案の廃業で、米国では各社の倒産の可能性が取り出さされてしまうために、相場も煽りを食う可能性が大きい。 年内は、不良債権プログラム(TARP)がポールソン財務長官に委ねられるため、これから彼の言動が注目されよう。
ドル円は90円を割れたため、ターゲットが87円前半と予想される。 クロス円の動向は図りかねるが、欧州通貨とドル円との引っ張り合いでの上げ下げとなるだろう。 昨日から円高是正のための介入への言及がなされてはいるが、実現するのは85円を割ってからの話となるのではないかと予想する。 前回の79円台の底値割れがターゲットとなる前に手は打つのではないだろうか。 しかし、他のクロス円が下落していなければ、実現は遅れる可能性もある。 米国政府の出方を注視していかなければならない。
2008.12.12日 4:17更新
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