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FX予言集 フィリップFXブログ

ドル安はいつ?

歴史あるシカゴトリビューン社が破産法の適用を受けた。 この会社は1847年に誕生し、アメリカ合衆国の中西部における主要な新聞を発行していた。 最近は、ネットメディアに押されて赤字を計上していたが、1兆3000億円の債務を残したままとうとう潰れる事態となってしまった。 歴史ある新聞メディアの倒産がサブプライム以外の原因が大きいと考えられるが、こうなるとビッグスリーの経営が政府主導でのサブプライム問題に原因があるのか、それ以外なのか見極めるのも必要だ。 景気悪化での経営不振なら、公的資金融資でも国民が納得しようが、トヨタを代表として海外自動車メーカーにシェアーを取られているのがわかっているから、十分な企業努力が行われていたか疑問に残るために共和党は反発している。 ただ民主党の足を引っ張っているわけではないだろう。 合併が良い選択肢ではあると思うが、民主党が政権を取った事で来年に入ってからは融資合意となりそうで、国民は自ら選択したから文句は言えないとなる。 これで大きな問題は、今年はもうこれで終わりとすれば、来年のオバマ政権下で年初から来春にかけての大きな政策期待で、短期では株式相場やクロス円は1月までに底値を付けて戻りを試す展開を予想している。
いつドル安なってもいいのだが、それも政策の絡みで来春以降となりそうな予感がしている。 ドル円が来週の米国FOMCで0.5%利下げを織り込んでいる事を考えると、今の相場ではドル円は一瞬90円割れはあってもあまり大きくは突っ込まず、とりあえずややドル安というくらいで終わってしまいそうな感じがしている。 昨日は、ポンドドル1.50台を回復後利食い終了で、利下げ懸念を背景に徐々に値を下げている。 ユーロドルは、大台1.3の手前での失速で現在1.28台での推移で、若干金利先安感が台頭しているようだ。 それにしてもクロス円は、右往左往の乱高下が続いていて、スプレッドもワイドなままになっている事が多い。 先週の米国失業率では、ポンド円はインターバンクレートで瞬間100ポイント以上のスプレッドがあったようだ。既に年末相場に入っている様子が伺え、クロス円中心にいつもの倍ほどは動いてしまいワイドなスプレッドは致し方ないだろう。 今年は波乱の特別な年であって、クリスマスと年末はインターバンクでどんなスプレッドとなるのか恐ろしい限りだ。 

2008.12.9日 6:20更新

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