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FX予言集 フィリップFXブログ

予想通り、さて次は

失業率の予想通りの悪化が発表されたが、これは経済指標の中で現状と照らし合わせても極めて遅行指数の部類であるから、予想通りであればそれ以前のポジションは巻き返されるのは当然であった。 ポンドドルの下押しやクロス円の下落からの戻しは、その典型的な例である。 さてこれからが難しいところではあるが、欧州通貨は下げから戻しに掛かってきているが、ドル円は米国財政赤字から上値の重い展開は依然続いていて、キーポイントである93円の半ば以下で抑えられてしまったのは、ドル安気配が続いているからだろうか。 今週は金利イベント通過後であまり大きな指標からの動きは期待できないが、強いて挙げれば、9日(水)のドイツのZEW景況感指数と12日(金)の米国小売売上高指数だろう。 来週の米国FOMC前に、欧州通貨の戻し程度を見極める週となろう。 ビッグスリー救済が背景にあるためなかなか短期筋も勝負が早く、欧州通貨のある程度の戻しで随分ポジションが減っているだろう。 シカゴ先物では、円買いのポジションが積みあがっているから、これはドル安への可能性を示唆していると思われるので、ビッグスリーへの調整後は、クロス円安からドル円中心の下げに見舞われるのではないか。 短期的には、先にクロス円の下げが一服しそうで、年末年初にかけてドル円の下落に気をつけていただきたい。 

2008.12.8日 4:21更新

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