FX予言集 フィリップFXブログ
今週はファンダメンタルが重要
今週は、各国の金利政策委員会やGMなどビッグスリーからの再建案提出期限、それに米国雇用統計が待ち構えている。 それらの結果が為替に大きく影響しそうだ。 ビッグスリーは、議会から緊急支援への同意を求めているのに対し、議会は12月2日までに大規模なリストラ策を盛り込んだ経営再建策を示すよう求めている。 もしこれがうまくいかない場合は、破産法の適用まで行き着く可能性がある。 その場合、米国国内要因としてドル安、そして信用不安からのクロス円安が同時に起きそうだ。 各国の金利引下げへの思惑もあり、欧州通貨が先週の上昇からの利食いから軟調となりやすい。
今週の政策金利委員会スケジュール(時間は日本時間
2日(火) オーストラリア 12:30
4日(木) ニュージーランド 5:00
英国 21:00
欧州 21:45
となっており、特に欧州ECBの利下げ幅に注目が集まっているようだ。 それに前回の大幅利下げ後の英国中銀側からのコメントからは、利下げに対して積極的な意見が相次いでいることから、これもまた下げ幅拡大となると相場の乱高下となりやすい。 ただ、英、欧州共にある程度の利下げは織り込みつつあり、利下げ幅への思惑からの織り込みがどこまでいくのかで、結果後の動きが違ってくるだろう。 本日からの動きから、世界の投資家ポジションの積み上げ動向を探っていかなければならない。 今週はファンダメンタルが中心の相場展開となりそうだ。
2008.12.1日 4:43更新
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