FX予言集 フィリップFXブログ
オバマ頼みの相場
先週、ポンド円は週足チャート形状で底値形成を示すような十字線が出ている。 ポンドドルがなんとか陽線に転換し、今週も続くとなると堅調気配が漂ってくる。 ユーロ通貨は、ほとんどが陰線のままで底値模索の相場が続きそうだが、ここ4週間も短いながら下ひげが連続して出ているので、もしも今週中に先週の高値の124,25辺りを越えていけば、欧州通貨の下落に対しての戻り相場となるだろう。 しかし、欧州中銀のECBが来週の会合で0.5%の利下げを示唆しているだけに戻しはゆっくりとなる。 但しユーロ円が118円を割れる局面があれば、引き続き下落基調が続くと見ている。
金曜日にオバマ次期大統領が次の財務長官にガイトナーNY連銀総裁という不況脱出への専門家を指名するようなことから、米国株式市場が一気に上昇した。 そのニュースだけで上昇するのは、市場が相場に対してはっきりとした方向感がない証拠で、じりじり下がっているのはストップハンティングの理由が大きいだろう。 米国財務省がシティーバンクへ約1.9兆円もの出資を発表し、優先株を取得するのは好材料だが、まだ市場はその効果に対して疑心暗鬼なのか、対して反応していないようだ。 やはり、方向感は次期大統領のオバマ氏の経済への動向がこれからの鍵となっていくのだろうか。
2008.11.24日 5:29更新
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