FX予言集 フィリップFXブログ
ドルインデックス、底値からやっと1割戻し
米国の政府系住宅金融機関大手のフレディマックとファニーメイに公的資金投入との話が広がり、両社共に約20%株価が下落したのをきっかけにダウ平均も大幅下落となった。 原油相場は景気後退懸念やハリケーン危機後退との報道で引き続き軟調で、米国先物市場WTI指数は1バレル113ドル割れとなった。 最近のドルは、株価とは離れているので、依然堅調推移が続いている。 ドルインデックスは、今年の底値71割れから77まで約10%近く上昇し、去年の12月辺りの水準まで戻している。 ドルインデックスはトレンドが始まれば長いスパンが続くことが多いが、6月から急激に上昇し、100週移動線が79のラインにあり、RSIも70近辺で過熱感も出てきているので、ここからのドルの突っ込み買いは気をつけたほうがいい。 ユーロドルで言えば、1.4600割れから1.44台までは一目均衡表の雲の中に入ってはくるものの、下に突っ込んですぐまた戻る可能性があるので、見極めが重要となってくる。 ドル円は相変わらず、輸出の売りやクロス円の売りに押されて、上昇トレンドもゆっくりで過熱感はないので、押し目を買うにはいい通貨ペアーであろうし、スワップも長いこと貰えるはずだ。 ただ、クロス円、特にユーロ円の下向きトレンドが出てきたところで原油相場が上に向くと、ドル円は108円後半から110円台での若干弱めでのレンジの可能性もあるので、状況次第での押し目買い推奨である。 ドル円を売買するならクロス円の動向からは、目が離せない。
2008.8.19日 4:59更新
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