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FX予言集 フィリップFXブログ

欧州はハイパー賃金高で悩む

米国雇用統計前の利食いであろうか、最近堅調だったクロス円が売りに押される展開となっている。 原油が世界景気後退を睨んで、下げに転じているようでユーロの売りもなかなか引かなくなった。 上げればすぐ売られて、昨日の米国GDPが悪い結果で、ユーロドルは100ポイントほど値を上げたがじりじりと売られて軟調な展開となっている。 欧州景気はまだら模様で、企業業績はいまひとつだが消費は堅調のようである。 それに傾向として、賃金上昇が大きくインフレ懸念が大きくなりそうだ。 ECBも今のところは金利に対して中立のようだが、やはり物価上昇が止めるのを優先して利上げモードになることを予想する。 原油が下がっても、ユーロは堅調なのではないか。 但しここ数ヶ月ユーロ円には円キャリーの玉が出ていたので、一旦調整に入るとユーロドルもレンジとなるであろう。 次のECB関係者のコメントがどのようになるか重要視したい。
 本日は米国雇用統計で一旦売られているクロス円が戻しにかかる可能性も捨てられないが、ユーロ円が166.40を下抜けると軟調な展開がしばらく続きそうである。 そうでなければ、170円を覗きにいくのではないであろうか。

2008.8.1日 7:39更新

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