FX予言集 フィリップFXブログ
株価大反発
米国原油在庫の増加を受けて、原油が大幅安で約4%下げ、2日で10%ほど下げたことになる。 これは、130ドルからの短期筋による投機的な買いが手仕舞った結果であろう。逆にカルパースなどの米国年金基金は、原油などの商品相場にも資金を投じる計画で、押し目を買っていくと思われ、長期資金が下値を支えるようだ。 しかし、あまり下げのピッチが上がってくれば、買いのレベルを下げてくるだろうから、あまり短期筋が下値は堅いと見て買った後に急落するパターンもあり得ることから、このような大きな変動幅となっている。 原油安と米国での金融株空売り規制が株価の大幅反発につながり、徐々にドル買いにも転じていった。 最近ではドルの協調介入も囁かれていることから、さすがに103円台に突っ込んだドル円も、現在105円台半ばまで戻している。 介入憶測の背景には、ユーロドルの1.6台乗せやそれに伴う欧州景気の足踏みや減速懸念があり、米国と欧州の見解が段々と近づいていることが理由であろう。 そういう点からすると、来週のドイツのIFOや英国中央銀行BOE議事録などが、先進諸国のドル安に対する足並みとしては、注意しておくイベントとなるかもしれない。 最近の為替相場は変動率が動きに大きく影響しているようで、平均変動率も計算しながらトレンドフォローかレンジ逆張りとするか見極めることが肝心なので、通貨ペアーの一日のレンジ幅を把握しておくのが必要となってくる。 ドル円は上昇基調だが今日一日では上は106.20まで、ユーロドルは下値1.5760は堅いと見ている。
2008.7.17日 5:26更新
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