FX予言集 フィリップFXブログ
久しぶりの急落
今日の米国原油先物指数が2ドル強上昇したのをきっかけに円高へ、普通はドル安となるところが、東京時間で円キャリーの手仕舞いや損失確定が見られている。 約2週間、ドル安の展開となっていたが、円安も加味してクロス円の上昇展開が堅調だった。 クロス円は個人投資家の買いが旺盛だったと見られ、それに乗っていたファンド勢はいつ売り仕掛けをしようかと時を待っていたような感がある。 先週の木曜日からの円高は、今日への複線となるような気がしていた。 米国内で原油在庫を放出しようという動きがあったが、議会で反対されていて、原油先物の140ドル突破を止められなかったのは、投機筋にさらなる余裕を与えてしまった。 前日、クロス円が噴いたら売りとしていたが、じりじりと下げ始めてからの加速するとは思わなかったが、金曜日時点ではまだ押し目買いをしていた投資家がほとんどだと思う。 クロス円が一様に堅調な動きを見せていて、レンジ幅が徐々に縮まり相場が煮詰まりつつあって、その上円キャリーの様相が強まっていたので危ない感じはしていた。 毎度ながらに、月末は円高に触れることが多いので、投資家心理を考えると、タイミングもぴったり合ってしまったようだ。 但し、ここから更なる円高に振れる感じではないので、ポジション整理が終わればしばらくはレンジ内での動きと見ている。 ドル円は、今日は104.80までで止められそうで、ユーロ円は165.50は堅いという感じがしている。
2008.6.30日 5:48更新
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