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FX予言集 フィリップFXブログ

次はウラン高

昨年7月からのサブプライムショックの立ち上がりから現在まででで、豪円やユーロ円はポンド円やドル円に比べて、上昇率が大きくなっている。 ユーロはドル安との対比での資金移動などで買われている面が強く、単に金利先高や原油高のみでは説明が付きづらいが、オーストラリアドルは資源高や金利高に支えられる背景が強く、実質の国力の強さを感じられて堅調に値を伸ばしている。 豪ドルは昨年の7月の安値0.7673から現在0.9400辺りにかけての上昇トレンドラインに乗っての推移が続いている。 今年3月のドルの最安値から、全般買い戻されているが、豪ドルに対しては安い値段を保っていて、他の通貨とは違う動きである。 先日のRBA準備銀行が利上げ打ち止めと見られる発言があったにもかかわらず、買う通貨が見当たらないのか、ユーロに対しても強くなっている。 これは、原油高の影響でこれからの電力重要をウラン、つまり原子力で補っていく方向であることが大きな背景にあるような気がする。 ウランの埋蔵量はオーストラリアが世界一であり、25%のシェアーを占めている。 特に米国やフランス、中国、インド辺りが原子力施設を増やす傾向にあり、他国もその方向を考慮していることから、ウランの価格上昇は避けられない見通しとなっている。 オーストラリアではまだ生産設備が不足であるが、これからの整備によって、資源国としての地位を更に増大していくことであろう。 それに連れて、経済の伸びも安定していくに違いなく、まして金利はなかなか下がることはないだろう。 豪ドル、豪円に関しては、押し目を入れながら長期での上昇傾向は続いていくと思っている。 

2008.6.25日 4:23更新

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