FX予言集 フィリップFXブログ
ドル買い一服感
欧州の消費者物価指数が3.7%とほぼ予想通り上昇していることと認識しているなど、ECB高官がインフレ懸念を強くしている発言をしたのを背景にユーロが買われ、原油先物の上昇もあり、先週アイルランドのEU否決で下値を模索していたユーロドルは、1.5300からの上昇を顕著にし、1.54から1.55台まで上がった。 その後は、今日のZEW景況感指数を控えて利食いが出ている模様。 金利敏感なユーロであり、原油の上昇展開も続くと見られ、しばらくは強含みの展開となりそうだ。 原油上昇やユーロ高を横目に、ドル円はじりじりと下値を切り上げている影響で、ユーロ円の上昇が際立っている。 円通貨ペアーは、チャート上での過熱感があるのが多い鑑みると、168円手前では利食いが出ると見られるが、この勢いでは簡単に169円に乗せる可能性も否定できない。 この上昇のスピード調整がなければ、ターゲット171円までじりじりと上がっていくのかも知れない。 今夜は、英国物価指数、米国生産者物価指数、住宅着工件数や鉱工業生産, 欧州のZEWなど指標が目白押しとなっている。
本日の日経新聞の記事で、オーストラリアのファンド会社が日本の不動産に5000億投資すると出ていた、日本は安すぎる…? これが豪円上昇の支えとなっている節もあり、豪ドルの下値トライを阻んでいるのかもしれない、買い方には非常にタイミングのいい話である。 本日の豪州準備銀行議事録で「現在の金利水準は、景気及びインフレ抑制に十分な水準」との判断を示したことで、豪ドル、豪円共に利食われて下落している。 テクニカルの強さはある、RBAのこのような見解の中、高値更新には早々の立ち上がりが必要となってくる。
(追伸)
昨日の全米オープンゴルフ選手権、サドンデスまでもつれたが結局タイガーウッズが勝った。この強さには、ただただ感服しています!
2008.6.17日 12:35更新
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