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FX予言集 フィリップFXブログ

ドルか、景気、どちらが先?

株価や為替が原油相場主導で動いている。 それでも場中は多少のブレが見られるが、ユーロがそれに連動して動くので他の通貨が影響され易い。 昨日は原油が一時5ドル上昇していたので、米国ダウ平均が下落しユーロ高となった。 ドル円は若干ドル売りだったが、日本にも悪影響が大きいとされるのか円安も含み、クロス円が最後に上昇となった。今日はここまで原油相場が下げているので、一貫してドル高となっている。 一体、原油はどこまで上がるのか? 最大の原油消費国である米国で、初めて1ガロン当たり4ドルを越えた、去年より3割も高い、日本式でいうと1リットル=約113円ということになる。 私が17円前に米国に住んでいた頃は、1ガロンあたり75-85セントだったので、約5倍である。 インフレ率が年3%としても約1.6倍だから、ちと上がりすぎで米国内の消費に悪影響をもたらすのは必至である。 これからの景気指数が悪くなる可能性が大きい中で、一体FRBは金利をどうコントロールしていくのか、利上げはそう簡単には出来ないような気がするのだが。 
 今週は豪ドルの下落が顕著である。 高値の0.96台で1ヶ月ほど揉み合っていたが、とうとう今週に入ってから顕著に下落に転じている。 今年に入ってから、日足でのテクニカル指標である、一目均衡表の雲の中にはいっては上昇を繰り返していた同通貨であるが、今回も雲の中に差し掛かっているのを跳ね返すことが出来るか注目である。 0.9300が破られると、ここ数年来続いていた上昇傾向にも黄色信号が伴ってもおかしくない状況となろう。 資源大国の一つである国の対ドルペアーであるため、これもドル高への足がかりの一つとなるのか、注意しなければいけない。

2008.6.13日 12:16更新

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