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FX予言集 フィリップFXブログ

米国原油在庫発表は売り場

米国原油在庫統計で数値の落ち込みにもかかわらず、先物原油価格は約4ドルもの下げで昨日の取引が終わった。 その一因として、まず米国商品先物取引委員会が価格高騰によって世界的エネルギー需要の減退傾向が強まっているとの報道が挙げられる。 それと最近の投機的な買いの旺盛な利食いが出たと思われ、米国金利の上昇でドル高とも連動している。 金利のチャートは上抜けしており、しばらくは強含みの債券売りが続くであろう。 それに連動して日本の債券も売られ金利上昇となっていて、それらのマネーは株やドルに戻っている。 米国GDPの改定指数が年率0.9%と予想通りの結果となったのもドル押し上げの原因となっているが、これは物価の影響もあるので一概には言えない。その証拠として、個人消費だけが1%増となっている。 まだ0.9%くらいでは、いつマイナスになってもおかしくはない、先行きはわからないだろう。 消費者物価も年率2.から2.8%の間で抑えられているが、それは企業努力によって価格の低下が原因であり、原油商品や食糧などの必需品は上昇しているため、買い控えや買い替えなどの動きが指標に現れるまで時間が掛かるであろう。 但し、ここ数ヶ月は戻し税の還付によっての消費押上げが多少とも影響しそうだ。 
ドル円は、昨日前日高値を抜けたので堅調なトレンド復帰となっている。 ユーロドルが1.54台を割れれば107円に近づいてくるのではないか。 しかし、その辺からの動きは現状ではまだ読めそうにもない。 現在ユーロ円は164円付近にある下落トレンド抵抗線辺りでの動きとなっている、ここをはっきり上に抜けていけばドル円の上昇の支援材料となるだろう。

2008.5.30日 10:25更新

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