FX予言集 フィリップFXブログ
安心感
ここしばらくユーロに資金が向かっていたが、商品相場からの異常な?大きなファンドでドル買いにも繋がった。 背景として、まずテクニカルでの短期の戻りやすい展開となっていたことがひとつ。 昨日の米国のISM製造業指数が予想ほど悪くなかったこと、それにこれからの一番の不安材料であった、第2のベアスターンズと懸念されていたリーマンの増資などが挙げられる。 またドイツ銀行が米国金融機関の評価損益がピークに達しつつあるという見方も後押し材料となった。 シティ銀行やメリルリンチ証券の大幅赤字も悪材料出尽くしの見方と良い方に取られているようだ。 前日シカゴ先物ポジションがドル売りの増加で、G7前に手締まった向きも考えられる。 久しぶりの大幅なドル高となったようだ。 ただドル円の輸出は102-103にたんまりと並んでいるらしいので、これから上は簡単にはいかない。 日足のトレンドラインが104.20-30にあり、ここを上抜けしないと本格的なドル買いモードとはならないのであろう。 本日も102円台から、本邦輸出の売りや外資からの売りが散見されているし、日経平均もシカゴの終値であり、上値抵抗線である13250の150円ほど手前でもみ合っているのがその証拠であろう。 ドル円短期の抵抗線は、102.11、103.65ですので実需の動きと合わせ102-103での動きがこれからの方向を占う鍵となりそうです。
2008.4.2日 11:54更新
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