FX予言集 フィリップFXブログ
歴史は繰り返す
ドル円がレンジ内での乱高下を続けているが、段々とレンジも小さくなりつつあり次の動きまで調整中のようだ。 96円割れから戻した上値は101.02でしっかり止められ重くなってはいるが、その後99.60で3回共に止められてしまった。 通常3度目は抜けていくのを信じてショートを振っていた向きはきつい相場である。 その買戻しもあって100円台で推移している。 欧州通貨が上昇しているのに、100円台というのはちょっと高い感じもするが、99.60下のオプションがあるのか防戦買いに出ていて、ある程度上がったら売るのだろう、これを抜けると98.40がターゲット。 休み明けで調整中の相場ではオプションのトリガーがなかなかつかず、手数料だけが上がっていく。 それを読んで売り買いしてもいいが、何せレンジが小さすぎて手が出せない。 やっと欧州通貨に方向が出てきたので、ドル円はしばらく耐え忍んでも、再度下がっていく運命なのだろうか、今度99.60近くまで下がったら要注意だ。
去年から韓国政府はドル安ウォン高で企業救済のために、惜しむべくもなく介入をつづけている、中国も同様だ。 かつての日本を見るようだが、米国が最終消費となるためドル買い介入で米国債権を買うので、米国の金利は低く安定し新規のドル資金が入っていくので、国内でまた金が回っていく構図には変わらない。 アジア諸国やOPEN諸国がドルペッグ制を辞めない限り、ドルが世界に及ぼす影響は大きいままだ。 また、ユーロもこれ以上上昇してしまうと企業利益に問題が出てくるだろうから、ユーロ高も徐々に限界に近づいていく。 次のドル高でドル売り介入を出来れば、世界のドル支配の影響は減っていくと思うのだが、新興国やアジア諸国が規制緩和や外国資本受け入れなどの政策を推進し、外貨を使って内需を押し上げていくしかないと思うのだが、日本の企業は外資を受け入れることが出来ないのは致命傷になるかもしれない。 円高が1-2年続くかもしれないが、その後近いうちに、また超円安がやってくるだろう。
2008.3.26日 5:27更新
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