FX予言集 フィリップFXブログ
金の流れは続いていく
なんと米国の中古住宅販売が予想を上回り、前月比2.9%も増加していたサプライズな結果とベアースターンズの買収価格が当初の予想の5倍に引き上げられたことで、市場参加者のマインドが好転し、ダウの大幅高(187ドル高)に繋がっている。 著名な債権投資化の米国ピムコが不動産融資証券のMBSを静かに買っていることや、投資家バフェット氏がモノラインへの買収提案など株価を支えるような背景が徐々に現れている。 それもFRBの公的資金を期待しての動きとして捉えられている。 JPモルガンチェースは公定歩合で約3兆円も借りて救済に乗り出したから、リスクも相当考えてのことだろうから投資家に与えるインパクトは大きかったのだろう。 日本の小売大手の円高還元セールはもっとやってほしいような気もするが、一旦この辺で戻り相場での調整期間を設けただけかもしれない、第二のベアーが出てこなければ良いが一回でかたづくとは思ってはならないだろう。
今日からのイースター明けで、暴落した金や原油が少しづつ値を戻し始めたのでまたここは要注意だ。 それに連れてユーロが上昇し、ユーロ円が持ち上げられてドル円が急激に下がる展開には気をつけていきたい。 クロス円はダウの上昇と共に徐々に下値を切り上げて上昇の気配が出てきたが、突っ込んだら大幅な下げに持っていかれないよう、買ってもタイトにストップを置いておこう。 最近は、ECB側からユーロ高に対して随分とけん制の言及が増えてきた。 介入はトリシェからの言及が強まったら気にしても良いが、実際直ぐには行動には移さないと思っているが、頭には置いておきたい。 商品相場を利食ったお金は一体どこへ行くのだろうか? サブプライムでの損失が商品やユーロに置き換えられているのか?どこかの通貨かも知れないが、どこかでまたバブルが起きるのだけは間違いない。
2008.3.25日 5:54更新
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