FX予言集 フィリップFXブログ
商品相場と米国ダウの両方が下落!
久々に商品先物価格が大幅に下落した。 原油は約5%、金も約6%下がり、他の商品価格も高値から大幅に下落している。 この1、2週間は投機的な色が濃く、ドル売りや商品買いで突っ込み的な売買の割合が多かったことがわかる。 ドル円も一旦は底を打ち、2-3週間は調整に終始するのではないか。 しかし、金融緩和策などで金融市場の落ち着きが見られないと、FRBは更に金利の引き下げを行うだろう。 そうなると、再度ドル売りとなり、次はじりじりと下げていくような気がする。 長期的に円高、ドル安の両面からクロス円の売りも伴ってくるだろう。 ドル円と比べて、クロス円はまだまだ高い。 円キャリー相場の最中にユーロ円が135円の時に、周りは高すぎるという声をよく耳にしていたが、まだ今は154円台である。 少なくとも130円台には落ちていってもおかしくはない。 円キャリーで買われすぎていったので、今度は安すぎると周りが言うようになるまで下がり続ける可能性も大いにある。 ドル円の上値は100.30が重いが、現在は99円台と下に突っ込んだ状態でいるので、戻しがあればこのレベルを越えて、103円程度であろうか、96-103のレンジを少なくとも2週間は行ったり来たりして、次の動向を決めていくのではないだろうか。 クロス円は、欧州通貨が強いとはいえ、商品相場と米国ダウの同時下落で、下に向けての動きが徐々に顕著になっていくだろう。 ユーロ円は152.50、ポンド円は190.00が1週間内でのターゲットとなるだろう。 豪円やNZD円も欧州通貨ほどではないが、連れ安となるだろう。 小さなポジションでも大きく跳ねやすいので、十分な稼ぎにはなる。 資金を大きめに、ポジションは小さくして運用していってほしい。
2008.3.20日 4:11更新
固定ページ
アーカイブ
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月