FX予言集 フィリップFXブログ
突っ込み相場
ドル独歩安にFRBの緊急利下げが火を付けた。 ベアースターンズの危機やその他にも金融機関が大損失をこうむるとの見方で、市場に対する過度の悲観モードを避けたいために利下げをしているが、それよりドル安を止めるのが先決であろう。 今週の利下げ後、市場がドル安を更に煽る雰囲気が出てくれば、FRB単独のドル買い介入をしなければならない状況になってしまう。 しかし、FRB単独でのドル買い介入は公的なものなので、なかなか手をつけづらい。 それで、日本や欧州から一言声が掛かるのを待っているのだろう。 その意図がわかっている欧州はまず動かないが、日本は米国に操られて介入支援を言わせられるかもしれない。 そうすれば、日本の委託プラス連銀の意図となれば動けるのではないか。 ただ、この1週間でテクニカルではセリングクライマックスに近い状況である。 またファンダメンタルでは、ベアスターンズ以外の金融機関の危機が噂されているので、それが現実になれば、次はどこだ?公的資金は?介入は?という問いを市場に投げかけることになり、米国政府やFRBを煽るような、怖いもの見たさで下に突っ込む習性がある外国為替であるから、90-93円くらいをターゲットとして下落してしまう恐れも考えられる。 こういう相場は、自己資金を相談してから、落ち着いて投資に入っていくのが無難であろう。 売り買いの注文を決めるにも、5分くらいはまた再考してから最終決断をし、相場に臨んでほしい。
2008.3.17日 12:21更新
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