FX予言集 フィリップFXブログ
一旦戻しも限定的
ここにきて、ＦＲＢの緊急利下げや日銀の以前の利下げが取り出さされているが、それでもドル円は１０２円台に乗せるのがやっとで、今朝も１０１．４０手前で死守したが段々と下値を切り下げている展開は変わっていない。 来週のＦＯＭＣまで時間調整に入るのかが焦点だ。 それまでは13日の米国小売売り上げくらいしか注目される指標がないので、次の米国利下げの思惑を背景に、もう少し下値を探る動きがあってもおかしくはない。 利下げ幅でも０．７５％までの噂も飛び交っているほどで、バーナンキ議長は日本の二の舞にならぬよう、早めに手を打つようだからそのような話にも可能性はあるだろう。 市場は利下げ幅への要求相場となりやすいので、利下げがあるからといってクロス円とかに簡単に買いを入れるのは考えものだ。 買っても一度下に振ってから、戻す展開が考えられるのでポジションを取るタイミングには気をつけよう。 ドル円は１０１．４０から下はストップの嵐と思われ、抜ければ１００円割れの可能性が大きくなってくる。 値ごろ感でポジションを取らず、今の値段からどういうふうに動くのかをイメージし、ポジションを建てる前から、ストップロスレベルや利食いレベルを決めておこう。
2008.3.11日 5:01更新
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