FX予言集 フィリップFXブログ
どこで止まるかドル安
昨日はさすがにドル安一色だった。 やっとドル円が下がってくれて足並みが揃い、今夜の失業率後のドル暴落への軌跡が始まったのか流れがついている。 英国は利下げをせず、ポンドドルに買い安心感と、NYKタイムズスクエアーでの爆発報道などドル安材料が目白押しとなってしまった。 2000年の米国テロの時は、ダウは取引所が一旦売買停止としたように、悲観論が投資家のほとんどに台頭していたなかでのセリングクライマックスとなって、7200ドル近辺で底値となった。 今回、失業率の悪材料でドル円が100円割れで98円あたりまで暴落となれば、一旦底打ちとなるだろう。 ユーロドルも商品相場もここにきて値幅が大きくなっている。 先週から為替アナリスト多くが、100円割れを指摘しているので、逆に過度のドル売りは気をつけたほうがいいのではないか。 ただし、戻っても104円をトップにしてのレンジ内で乱高下はしばらく続くであろうから、資金が少ない投資家は無理に逆張りをするより、流れがしっかり出てからの投資を始めるほうが無難であろう。
まだまだ米国のモノラインや住宅ローン会社の債務不履行や格下げ、また資本不足の噂などドルが下がるのには事欠かない背景が出易い状況だから、セリングクライマックスはまだ早いという感もまだ残っている。 ドル円が102円割れなく動きが鈍くなれば、ドル売り本格化はまだ先となるだろう。 ドル円が一日で3-4円の暴落か2円以上の暴騰が無い限り、現状を変えるのは難しいのであろう。 米国の景気減速や利下げは随分織り込んだ状態の相場であるため、ここから先はどれだけ突っ込むのかを見極めなければならない。 昨年は円キャリーでドル円は高値124円で穏やかな上昇だったが、ポンド円は250円、ユーロ円は168円と随分突っ込んだ。 両方共に最後の10円の上げは行きすぎだったように思える。 逆方向へも10円ほど突っ込むと考えると、ドル円は90円までいかないと達成しない。 行き始めたらなかなか止まらないのが為替、どんな逆張りツールでも先は読めない、しかしトレンドに乗っていれば勝つチャンスは増えるはずだと思う。 それには、ある程度の資金力と少ないポジションとのコラボレーションで攻めるのをお勧めする。
2008.3.7日 11:39更新
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