為替勝力 フィリップFXブログ
原油とゴールドの「連盟」が破裂
近頃商品市場での値動きを見たら、昨年まで原油とゴールドの価格がほぼ同時に上がったり下がったりしていたが、その連動現象が09年に入ってから急に消えている。
原油が急激な景気後退によってその価格が抑えられているが、最近市場参加者のリスク嫌悪によってドル及びゴールドに対する需要が激増。そのため世界全体の景気が良くならない限り、原油とゴールドが逆の動きを取り、ドルとゴールドが買われる状況が続くと考えられる。
今日からG7会合が開かれるが、その成果は限定的で、市場に与える影響が小さいだろう。特にサプライズがなければ、原油の値下げが一段と強まる可能性が大きい。それに、ドルの人気発進でユーロが再び売られやすい局面に突入してしまう。
2009.2.13日 4:45更新
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