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為替勝力 フィリップFXブログ

動意薄市場で主要通貨がどう動くか

ユーロ
まずファンダメンタル面から、ECBによって、今年ユーロ圏のインフレ率が限りなく「0」に近づく可能性は高いので、追加利下げで物価を維持する必要があるかもしれない。このインフレ低下の状況でユーロ圏は経済活動能率低下及び金融システム不安定の段階に止まっており、経済成長が下向きリスク。欧州各国中央銀行が政策金利以外に有効な金融政策を探っている。
テクニカル面から、ユーロドルが大まかに1.28-1.31レンジで動いている。どっち行くか迷っているようだ。これから堅調の傾向はやや強く、100日移動平均を参考したら、1.3230と1.3320二つのレジスタンスを試しにいきそうだが、50日移動平均を見たら、1.3380近辺のレジスタンスは強力。

最近米国の景気対策のエネルギーを感じるが、実行まで行動力が足りないので、リスク回避の傾向がまた強まっている。資金が再び株や高金利通貨などハイリスク商品から流出し、リスクの低い日本円に流れ込み始めた。
テクニカル面から、ドル円が89.70-90.80の狭いレンジで動いているが、上値重い展開で、88.0近辺のサポートを考慮に入れておこう。逆に90.80のレジスタンスをブレイクしたら、92.30ぐらいまで上げるのは無難。
ポンド
今年から来年にかけて、予測ではイギリスのインフレ率が0.5%に留まり、ターゲットの2%よりかなり低いレベル。このインフレリスクの低下で金融政策が更に緩和するだろう。BOEの声明によって、追加利下げの可能性が排除できない。また、BOEが通貨供給を強化し、早ければ三月から公共債の購入を始めることなどあらゆる緩和政策を実行するだろう。
今週ポンドが全ての主要通貨に下げが止まらず、チャート上でRSIもSTCも下向きの感覚が強く、最初のサポートが1.4220近辺に現れそうだが、FIBONACCI(黄金分割)の61.8%までカバーしたら、1.4050近辺がターゲットとなる。

2009.2.12日 2:52更新

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