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保護主義貿易が米国を救えるのか？
「バイ・アメリカン」というスローガンでオバマ大統領が国民に呼びかけているが、それは明らかに保護主義貿易だね。保護主義で国の景気回復を求めるのは無謀で大きな間違いだと思う。
FRB of Dallas総裁フィッシャーの発言によって、保護主義貿易は景気回復に効果はなく、むしろデメリット要素になりかねない。この金融危機を乗り越えるには、米国は自由主義貿易を維持すべき、各国の関税上昇防止に協力しないといけない。
またフィッシャーが米国の経済現状について、景気後退がまだまだ進んでいる中、経済復興法案の効果に期待しているが、あまり効果がなければ、09年に米経済は少なくとも－2.5%の幅で後退するだろうと話した。
この状況の中、米国経済にはデフレリスクが一段と高まる恐れがあり、物価が更に下落するだろう。
ところが、日本や中国やロシアなど米国の国債を大量に持っている国にとっては、もし米国で保護主義貿易が発進したら、引き続きその国債を購入するかどうか、難しい選択肢に直面しなければならないね。
2009.2.10日 3:09更新
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