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為替勝力 フィリップFXブログ

重要指標発表の直前でデータ整理

まず水曜日のマーケットを纏めよう。米ドルは強く、ユーロ、オージードル、円が相次いで軟調になっていた。その原因を調べたら、米国の経済指標が予想より良かったことや、新たな経済復興法案に対する期待など挙げられる。
また豪州政府による270億ドルに及ぶ経済復興法案実施の延期を背景に、水曜日にAUD/USD、AUD/JPYが大幅に下げられ、その影響でクロス円全体が欧州時間で上値重い展開となった。
ただし木曜日にBOEとECBの政策金利の発表と金曜日に米雇用統計の前で、リスク回避の傾向が段々強くなり、投資者が慎重にポジションを調整している。
米12月ADP雇用統計の結果が予測より良かったものの、雇用が非常に悪化している現状は変わらず、金曜日に発表する非農業部門雇用者数も大幅に減少するだろうと市場参加者が不安を抱えている。ドル安に繋げる思惑が浮上。
一方、ECBが次期政策金利に関する曖昧な表現に、市場中で不満な声が聞こえている。「どうせ利下げするなら、3月まで待つ必要はないだろう!さっさと決めろ!」ユーロ圏の現状から見ると確かに利下げをするべきだが、そうしたらハイリスク商品の魅力UPや流動性危機など経済に不利な要素が現れそうなので、この2月5日で決めるか、3月までもう少し様子を見るか、ECBにとって難しい決断となるだろう。
比べるとBOEの次期政策金利が明確で、ほぼ利下げということ。注目したいのは利下げの幅。50bp以上下げたら、1694年イギリス中央銀行設立以来の最低金利となる。

2009.2.5日 2:46更新

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