為替勝力 フィリップFXブログ
今週でユーロが堅調に戻るだろう
先週、ECB利下げ観測が前進した背景の中、ユーロが各主要通貨に大幅に下落した。この月曜日にユーロドルが1月23日の安値を更新したが、これからECB、BOE政策金利及び米雇用統計の発表によって、ユーロが再び堅調になる可能性は高い。
まず木曜日のECB政策金利に関して、もともとの利下げから据え置きに市場の予測が一転。先週ECB総裁トリシェの発言では、3月に重要な会議を開き、新たな情報を参考する上で、政策を決めていきたいから、2月の会議で利下げを決める可能性が薄くなり、据え置き観測が前進している。少なくとも3月ECBの会議までユーロが堅調を維持するだろう。
一方、市場参加者がBOE政策金利に対して、利下げの予測が大半を占めているため、ユーロポンドの買戻しに絡み、ユーロをサポートする見込み。
更に、金曜日に米雇用統計の発表が控えており、調査では、1月米国の失業率がこの16年の最高レベル7.5%に達してしまう。また非農業部門雇用者数も連続13ヶ月の減少で、先月より-53万という悪い結果になる。本当にそうだったらドル売りが必至するでしょう。ちなみに2008年米失業人口が総計260万に達している。
今週の重要発表と言えばこの三つ、いずれもユーロに有利な材料とされそうなので、ユーロが強く反発してもおかしくないでしょう。
2009.2.2日 2:25更新
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