為替勝力 フィリップFXブログ
米金融に次のキーワード→量的金融緩和
FRBが先日の政策金利発表で利下げの余地がなくなっている。他に有効な金融政策を考えなければ、景気後退の歯止めを望めない。そして目標を金利から資金量に切り替える「量的金融緩和政策」が浮かんできた。
量的金融緩和とは、金利を上げたり下げたりすることなく、中央銀行の当座預金残高量の調節によって金融緩和を行うことである。そもそも、日本銀行が2001年3月19日から2006年3月9日までこの政策を実施していた。
米国で量的金融政策の実施に伴い、米ドルでリスク回避の効果がなくなり、ドルの市場での価値が急激に下がっていくため、ドル高の局面を維持できなくなるだろう。
アメリカ銀行の予測では、もしFRBが国債を買い始めたら、ユーロがドルに対してさらに強く、1.4860が視野に入っている。他にも沢山の市場アナウンサーが、今ドルのロングが多すぎだし、量的金融緩和によってドルを持つことがハイリスクとなり、ドル売りが加速するだろうと予想している。
2008.12.18日 3:46更新
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