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為替勝力 フィリップFXブログ

材料を探そう

方向性の乏しい展開となっている金融市場で、とにかく材料視されそうなものを見つけたい。NY時間火曜日に、次期FOMC政策金利の発表が当然一番重視されるが、他にもいろいろ材料があるので気をつけたほうがいい。
FRBにとって、インフレの水準にいつも厳密に把握しないといけないが、今それに対してFRBが特に心配をかけていない。
今週火曜日に発表されるCPI(消費者物価指数)で米国インフレの現状を大体つかむだろう。調査では10月CPI前月比の-1.0%に対して、11月のCPIが10月と比べ-1.4%に、結果は調査と一致、あるいはそれ以上の低い数字となれば、1938年以来最大の下落幅となる。
FRBがインフレ率の低下を望んでいるかもしれないが、それは経済に決していいことではない。物価下落の裏に、深刻な経済不調が潜んでいるからだ。
今週もう一つ大きな材料は、木曜日に発表される新規保険失業申請件数である。先週の結果が26年ぶりの悪い数字となった上、今週も期待できないだろう。ちなみにこの発表が12月の雇用統計に強く影響しているので要注意。

2008.12.15日 5:27更新

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