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為替勝力 フィリップFXブログ

最近のドル高について

アメリカ銀行(Bank of America Corp.)の予測では、各国の金利変動で、この年末に向け、投資者が全世界の投資環境に目を向け始めた。それは米国経済に決していい現象とは言えないものの、ドル高が続いている。その理由を探りたいところ。
リーマンブラザーズ証券(Lehman Brothers Holdings Inc.)が破綻して以来、ドルがユーロなどの高金利通貨に対し、大幅な上昇を果たした。しかし、同じ時期に、米「S&P 500種」株価が24%の下げ幅をマーク。それに市場アナリストが、「今年米国第三四半期の国内総生産が前年比-0.3%の悪い結果となったが、第四四半期の国内総生産も前年度同期より-0.35%悪化する」と予測している。
アメリカ銀行の為替戦略マネージャ Robert Sinche が、米国の景気後退と株価下落で実際にドルの価値を抑えられるはずだが、ドルが逆に高くなっている。この状況になる背景には、ユーロやポンドのロングポジションの解消がメインだが、米国の景気が良くなっていることはないと強調した。また同氏は市場が米国景気回復に対する期待が後退していることから、ドル高が長く続かないだろうと話した。
今頃金融市場が安定化を取り戻しつつあるが、不安の解消に至っていない。この迷っている中、米国株価の下落が継続し、ドル高が投機筋により異常な動きにしかならず、米国経済の不調がまだまだ続いている。ドルの全面安にいつ転じてもおかしくない。

2008.11.14日 3:31更新

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