為替勝力 フィリップFXブログ
金融パニックの中、FRBの選択
ウォール街が金融危機で再びパニック状態に陥っている。
FRBが今夜(NY市場)で次期のFOMC政策金利をどう決めてくるか、今月市場最大の注目ポイントとなっている。利上げの可能性は極めて低いが、利下げをするか、据え置きにするか、微妙なところでしょう。
最近リーマン・ブラザーズ投資銀行の危機も含めて、米国における一連の金融パニックで、市場参加者が今回のFOMC政策金利の利下げ予期が強まっている一方、据え置きの可能性も十分あると一部の市場アナリストが強調した。
今年3月にベアー・スターンズに対する支援を行ったにもかかわらず、必ず今回も支援する約束をしていない。米国の大手金融機構Fact & Opinion Economicsに属する経済学者Robert Bruscaが今のFOMC政策金利は適切で米国の経済復興に貢献しているため、迂闊に利下げをしないはずだと話した。また、有名な投資銀行であるJPモルガン・チェースも、利下げの可能性を否定できないが、16日火曜日に利下げをすることはないだろうと予測している。
確かに、雇用の減少及び消費の鈍化、更に商品価格の下落など、FRBにとって利下げをする条件が揃っている。ところでリーマン・ブラザーズが話題になっているが、FRBの決定に影響する力を持っていないはず。まさに有名アナリストが言ったように、FRBが全ての人を支援するわけにはいかない。
2008.9.16日 2:05更新
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