為替勝力 フィリップFXブログ
EURは危ない?!
ユーロ圏統計局が木曜日の発表で、7月ユーロ圏インフレ上昇率が4.1%となり、ユーロ圏における史上最高のインフレレベルに達していることが分かったが、同日で発表したユーロ圏6月失業率が7.2%から7.3%に悪化したことにより、ファンダメンタル面での軟調が続いているので、今のところECBが利上げする余地はないと思う。
ECB管理委員会の委員がインタビューで、ECBがユーロ圏のインフレに警戒しているが、7月の利上げで短期的インフレ上昇率を正しい方向へ導く効果に期待できると発言したので、次期のECB政策金利が据え置きになる可能性が非常に高い。
一方、今週アメリカの新規失業保険申請件数が予想より悪い結果となったにもかかわらず、原油価格の続落や製造業の好調などでしっかりとサポートされていますから、次期のFOMC政策金利の利上げに期待できる。
今日アメリカ7月の失業率と非農業部門雇用者数の発表があり、市場が大変注目している指標だけに、発表前後の激しい動きが予想される。EURUSDについて1.5450-1.5490に強いサポートが存在するようだが、雇用統計の結果が良ければ、ターゲットは1.5250-1.5290になるでしょう。
2008.8.1日 7:50更新
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