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為替勝力 フィリップFXブログ

市場がFOMCに期待しすぎ?

バーナンキ議長を始め、ポールソン財務長官まで、要人たちの一連の発言で、市場がこれからのFOMC政策金利の利上げ観測が進んでいる一方。米ドルが主要通貨に対し、「強いどる」を取り戻そうとする動きも一時的に見せたが、結論を出すのはまだ早い。
市場が「非常に」FOMCに期待しているからこそ、利上げの時期や利上げの幅などに厳しく要求することになり、少しの裏切りも許せないことに繋がる。それでFOMCの決断が少しでも市場の期待に答えられない場合、米ドルが他の通貨、特にユーロからの強烈な反発を喰らうことになるだろう。
その流れに注意を払いながら、市場がFOMC政策金利に対する期待度を読むことは、むしろこれから主要通貨の動向をつかむポイントだと思う。
期待度を読むコツについて、私的見解だが、FOMC政策金利の発表まで、まず米国の経済指標に注目しよう。その結果は良いか悪いかはっきりする上、米ドルの動きを見る。結果が悪いにもかかわらず、ドル高になることは、期待度はまだ高いことに想定し、ドル買いを控えめにした方がいい。逆に結果が良いにもかかわらず、ドル安になることは、期待度が普通のレベルで、ドル買いを進めても良いだろう。

2008.6.18日 4:20更新

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