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為替勝力 フィリップFXブログ

円の行方

 関東大震災、そして福島原発事故、日本発の材料が金融市場に影響し続ける。18日オセアニア時間にドル円が急落し、1995年4月19日につけた79円75銭の安値を更新し、戦後最高値の76円25銭を記録した。これに対し、G7は18日に10年ぶりの協調介入に合意した。その後日銀をはじめ、ECBとBOEが欧州時間で、FRBとBOCがNY時間で順次円売りを実施した。従ってドル円相場が一気に81円台を回復し、未だに底堅い動きをキープしている。エコノミストによると、協調介入が1日で終るものではなく、ドル円が83円台に戻るまで円売りが何週間も続く可能性がある。
 但し、83円台に回復してから、持続的な円売りが想定しにくい。当面G7による介入のインパクトが強いものの、原発問題やリビア情勢が依然リスク回避のサポート材料とされている。また今週水曜日にバーナンキFRB議長による講演や、木曜日から金曜日にかけるEU首脳会議などの重要イベントが控えているので、円の需要がまた拡大する可能性があるので、ドル円の急落に警戒する必要がある。

2011.3.22日 4:50更新

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