為替勝力 フィリップFXブログ
金利政策はFXの灯台
為替市場は各国の金利政策に素直に反応しています。やはり、政策金利は各通貨の動向に一番のエネルギーになりますね。
理屈に考えないように、経済指標に複雑の分析も不要で、各国の金利政策の行方だけを見極めればいいと思います。
確かに住宅市場の不調はFRBの利下げ決定に大きく影響していますが、FXに投資している者にとって、その「米ドルがどうなるか」は一番重要なことです。基本的に利下げの雰囲気が出ましたら、その通貨の売りを考えても良いでしょう。
最近の好例としては、イギリスポンドの動向です。一連の経済指標の後、イギリスのGDPの伸びが08年に急速に鈍化すると予想されて、インフレリスクが下向きとなっています。それによって、BOEの報告では、はっきりと利下げの雰囲気を感じています。その日から、ポンドの全面下げが始まりました。
簡単に整理してみますと、イギリスの経済指標に悪い結果→GDPの伸びが鈍化すると予想→利下げ観測前進→ポンドが軟調に推移。四つのステップに分けますが、ポンドの変動だけに関心を待っていれば、ステップ3の利下げ観測より集中すればOKでしょう。
2007.11.16日 7:08更新
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