為替勝力 フィリップFXブログ
米国の追加緩和がほぼ決まり
有名な米報道機関CNBCが、先週金曜日70名のエコノミストを対象に例の調査を行ったが、FRBによる追加緩和の実施について、今回「実施する」と回答した人が93%だった。二週間前の調査ではただ69%だったのに、発表によりパーセンテージがいかに急上昇したのが分かった。
また発表の時期について、追加緩和の実施を予想するエコノミストのうち、「11月3日金融会合の後に発表する」と回答した人が86%だったが、二週間前の調査だとただの38%だった。やはり先週バーナンキFRB議長とニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言に米労働市場の不調を加えたら、追加緩和への期待がどんどん前進している。
ロイターが雇用統計発表後に、16社のプライマリーディーラーを対象に調査を行ったが、全員が追加緩和が実施すると予想しているそうだ。それに16社のうち15社は、11月3日金融会合の後に発表されると予想している。ちなみに前回の調査では、追加緩和を予想するのは10社だった。
ただ2週間で、FRBによる追加緩和観測が急速に高まってきた。今週米国の方で小売売上高や、消費者物価指数の発表が予定されており、その結果を参考に、インフレ水準にもし問題がなければ、次回(11月3日)のFOMCの後に追加緩和を発表される可能性が非常に高いと見られる。
2010.10.12日 9:50更新
固定ページ
アーカイブ
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月