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為替勝力 フィリップFXブログ

FOMCの声明文次第

 日本政府・日銀の実質介入によりドル円がしっかりと85円台をキープしている。しかし今日NY市場(水曜日未明)で行うFRB金融会合及びFOMC政策金利の発表が再び緊張感を高めている。
 今夜のFOMCは政策金利を据え置くことはほぼ確実だが、追加緩和策を発表するとドル売りのきっかけとなるので、ドルの全面安からドル円の下落が当然避けられない。
 但し今回の声明文は、米国経済見通しを下方修正すると共に、「長期に渡って異例の低金利を維持する」のようなコメントをまた強調してくるだろうと市場が予想しているが、当面の米国経済がそこまで深刻な状況ではないようで追加緩和策を見送る可能性が高いと90%のエコノミストが指摘している。
 要するに、今夜FRBが追加緩和策を表すとサプライズ材料と見られるので、日本政府・日銀はまた強烈な円買いを直面しなければならない。そして85円近辺での攻防は相当激しいものになりそうだ。
 逆に予想通りに追加緩和策の発表がなければ、ドル安期待が後退し、投資家は日銀の実質介入という多大なリスクを無視するわけにはいかないので、迂闊に円買いを進めることはなく、ドル円相場も発表前の水準を維持すると思う。

2010.9.21日 2:54更新

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