為替勝力 フィリップFXブログ
強気なコメントだったが
相変わらず菅首相と野田財務相のコメントだが、先週の分はかなり強気の内容になっているため、市場に無視されることはなく、円売りが優勢になっていた。
まず野田財務相の発言として、「円高の影響は深刻な状況」、「必要な時に適切に対応」などのコメントが伝わってきた。それに菅首相が、「為替市場の過度な変動は経済・金融の安定に悪影響、重大な認識を持っている」、「必要な時には断固たる措置を取る」と更に強気なコメントを発した。
強烈な円高・株安への対応が遅いと指摘されたが、両氏のコメントにより、日本政府及び日銀による円高対応策の実施に対し市場の期待感が高まっている。
今日の午前に日銀が臨時会合を開き、追加緩和策を打ち出そうとしているところ、菅首相も31日に予定された経済対策の発表を前倒しにし、午後に白川日銀総裁との会談を予定している。
ところが、日銀臨時会合の結果として、政策金利が0.10%の据え置きで、新型オペを20兆円→30兆円へ引き上げたぐらいの話でサプライズには届かず、更に須田委員が追加策に反対票を投じたことにより、円が買い戻され、ドル円・クロス円は今朝の安値近辺に下落した。
2010.8.30日 8:30更新
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